ヘルニアセンター
ヘルニアセンターについて
ヘルニアセンターでの診察・手術は外科医・麻酔科医ともに学会の認定した専門医・指導医が行います。
主な対象疾患は、外鼠径ヘルニア、内鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、閉鎖孔ヘルニア、臍ヘルニアです。 乳幼児からご老人まで、それぞれにあった治療を専門医が行います。
入院期間は日帰りから3−4日の短期入院まで対応可能です。 ヘルニアセンターの受診は、特に予約の必要はございません。
下記の外来日を参考に、保険証をご持参の上、総合受付(2号館)にお越し下さい。 クリニックや病院からのご紹介の場合は紹介状【診療情報提供書】をご持参下さい。
診療スケジュール
ヘルニアとは
外鼠径ヘルニア・内鼠径ヘルニア
いわゆる脱腸です。足の付け根あたりを中心に出っ張りで気づかれることが多いです。
生まれたばかりの赤ちゃんからご高齢の方まで幅広くみられます。 赤ちゃんのヘルニアでは自然に治るものもあるので、心配な場合にはご相談ください。
大腿ヘルニア
足の付け根で鼠径ヘルニアよりやや太もも寄りが出っ張って見えます。膨らんだままのことがおおいです。女性に多くみられます。
閉鎖孔ヘルニア
下肢を動かすと痛みが増すため、腰痛症と間違われることがあります。しばしば腸閉塞の原因となり、緊急手術を必要とします。
臍ヘルニア
いわゆる出べそです。小児の場合、嵌頓(かんとん:脱出した腸などが出口で締め付けられる状態)症状は、極稀と言われていいます。
成人の臍ヘルニアで急に発症したものでは嵌頓にも気をつける必要があります。 外来診察は、こどもは小児外科で、大人は外科での診察となります。どうぞお気軽にお尋ねください。
当院のヘルニアセンターの特徴
- 診察・手術は麻酔科医・外科医ともに学会の認定した専門医・指導医が行います。
- 乳幼児からご老人までそれぞれにあった術式で保険診療手術を行います。
- 入院期間は日帰りから3−4日の短期入院まで対応可能です。
- 麻酔法も小児は全例全身麻酔となりますが成人は患者様の状態によって局所麻酔から全身麻酔まで対応可能です。
- 合併症をお持ちの方でも手術可能な場合もございますのでご相談ください。
- 高次専門病院と提携しており患者様がご希望されればご紹介も可能です。
戸塚共立ヘルニアセンター構成メンバー
センター長
飯島 忠(イイジマ タダシ)
資格:
- 日本外科学会専門医
- 日本小児科外科学会専門医
- 日本医師会認定産業医
- 消化器がん外科治療認定医
- 身体障害者指定医(ぼうこう又は直腸機能障害・小腸機能障害)
田園調布中央病院外科部長、奥沢病院副院長、戸塚共立第2病院院長を経て、本年4月から同院名誉院長。昭和大学小児外科兼任講師
土岐 彰(トキ アキラ)
役職:
- 顧問
資格:
- 日本外科学会専門医・指導医
- 日本小児外科学会専門医・指導医
- 日本静脈経腸栄養学会、臨床栄養代謝学会、身体障害者福祉法第15条指定医
- (呼吸機能障害、肝機能障害、ぼうこう又は直腸機能障害、小腸機能障害)
- 日本がん治療認定医機構暫定教育医
香川医科大学手術部助教授、昭和大学小児外科学教授を経て、 現在、戸塚共立第2病院顧問。
日本外科代謝栄養学会名誉会員、日本静脈経腸栄養学会監事、日本ヘルニア学会特別会員・評議員・ガイドライン委員会委員、
日本周産期新生児医学会功労会員、日本外科系連合学科Fellow会員・評議員
八塚 正四(ヤツヅカ マサシ)
専門分野:
- 小児外科
資格:
- よこすか浦賀病院名誉院長
- 昭和大学医学部小児外科客員教授
- 日本小児外科学会名誉指導医
- 日本周産期新生児医学会功労会員
渡井 有(ワタライ ユウ)
資格:
- 日本外科学会認定医・専門医・指導医
- 日本小児外科学会専門医・指導医
- 日本周産期・新生児医学会認定外科医
鉄薫会亀田総合病院外科医局長・小児外科部長を経て、 現在、昭和大学医学部外科学講座小児外科学部門 教授。
日本小児外科学会評議員・財務会計委員長、日本小児救急学会評議員、日本ヘルニア学会評議員
鈴木 淳一(スズキ ジュンイチ)
資格:
- 日本小児外科学会専門医
- 日本外科学会専門医
- 昭和大学小児外科講師
昭和大学小児外科講師、戸塚共立第2病院総合診療科部長を経て、 現在すずきファミリークリニック院長。