当院のスポーツ整形外科について

スポーツ整形外科

戸塚共立第2病院では、スポーツ(運動)における外傷、障害に対して治療を行う、スポーツ整形外来・スポーツ整形リハビリテーションを実施しております。

スポーツ整形外来とは

スポーツ選手の外傷・障害に対して、整形外科的治療、ACL(膝前十字靭帯)再建術、関節鏡を用いた肩・肘・膝・足関節の手術などを行い治療します。

学生の部活動スポーツ選手を中心に、プロスポーツ選手から趣味としてのスポーツを行っている方まで様々な方を対象とします。

治療は、リハビリや障害予防の指導が中心です。手術治療では、関節鏡を用いた小侵襲手術を中心に行っており、早期かつ確実なスポーツ復帰を目指します。

スポーツが原因のケガや慢性的な痛みなどで悩んでいらっしゃる方は、一度ご受診をお勧めします。

体外衝撃波治療について

当院では難治性足底腱膜炎に対する体外衝撃波治療装置を導入しております。

体外衝撃波治療体外衝撃波治療は、泌尿器科領域で結石破砕に使用されている衝撃波を整形外科治療に応用して行う治療です。ヨーロッパを中心に普及し、足底腱膜炎や腱付着部炎などの多くの疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に応用されています。

欧米ではスポーツ選手を中心に低侵襲で安全かつ有効な治療法として使用されており、2013年4月より難治性足底腱膜炎に対する保険適応が認められてから日本でも徐々に全国に広まってきています。

対象となる疾患

日本国内では難治性足底腱膜炎に対し、保険が適用されています。国際衝撃波治療学会(ISMST)では下記の疾患が対象とされています。

  • 足部:足底腱膜炎・アキレス腱炎・アキレス腱付着部炎
  • 膝:膝蓋腱炎
  • 肘:上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎
  • 肩:石灰沈着性腱板炎・腱板炎
  • 骨折:偽関節・疲労骨折
  • その他:早期の離断性骨軟骨炎、早期の骨壊死

治療の特徴

体外衝撃波治療

  •  1回の治療は約10分~15分です
  • 一定期間をおき、複数回の照射を行います

治療の流れ

  1. セッティング(照射部位により体位が異なります)
  2.  圧痛点、または超音波エコーで照射部位を特定します
  3. 低レベルの照射から開始し、反応を見ながら徐々に出力を上げます
  4. 目的とするショット数に達したら終了します
  5. 複数回の場合は一定期間の治療間隔を空けます

料金

難治性足底腱膜炎のみ保険診療となります。

保険診療(※) 自費診療
1回につき 2回目以降
15,000円 16,500円(税込) 5,500円(税込)

※自己負担割合3割の場合(保険診療の2回目以降は診察料のみ)

PRP-FD 療法

PRP-FD 療法「PRP療法」は人が生まれながらに持っている、自然治癒力を利用した再生医療で、多くの膝関節治療に用いられています。近年ではスポーツ選手が導入していたり、新しい選択肢として注目を集めている治療法です。

血液の細胞成分から、血小板を多く含んだ成分だけを取り出したPRPを傷ついた箇所に注入し、血小板に含まれる成長因子()のはたらきを利用して、細胞の成長や増殖を促します。

※特定の細胞の成長や増殖を促すタンパク質の総称で「PRP-FD療法」では、抗炎症作用、自己修復に必要な細胞増殖を促進といった成長因子の働きを活用します

PRP-FD療法は、厳格な管理がなされた施設で加工された「成長因子」を使う治療です。患者さんご自身の血液から作られたPRPを特殊な技術でさらに濃縮させて、血小板を活性化し、より多くの「成長因子」を取り出します。

この「成長因子」を関節内に注射することで、痛みを和らげたり、損傷部位の機能改善を目指します。

対象となる疾患

  • 変形性膝関節症
  • 関節炎と診断されて、さまざまな治療法を試している方
  • 階段の上り下りでひざに負担がかかる方
  • ひざに違和感があるが、同じ治療法を続けて効果が得られない方
  • スポーツで関節を痛めた方
  • 手術に抵抗感がある方

治療の流れ

  1. 問診・診察
    関節の痛みや違和感の程度、これまでに行ってきた治療についてお伺いします
  2. 採血
    自己血液を約50ml採取し、清浄度の高い再生医療センターで検査・加工します
  3. 注射
    再生資料センターで加工、フリーズドライ化したご自身の血小板由来の「成長因子」を病院で患部に注射します

※血液の加工には約3週間ほどかかり、その間は必要に応じて従来の治療を続けます

PRP-FD療法の料金

片膝:180,000円(税込)

自己血液を使用するオーダーメイド治療なので安心安全

患者さんご自身の血液をもとにした「成長因子」を使用するオーダーメイドの治療なので、アレルギー反応等のリスクも少ないです。厳格な管理がなされた清浄度の高い再生医療センターで、成長因子を抽出します。

手術しない、関節内注射による日帰り治療

ご自身の血液から抽出した「成長因子」をひじ、ひざの関節内に注射器を使って注入する治療なので、手術の必要はありません。

担当医師

鈴木 英一(スズキ エイイチ)

診療統括部長 整形外科部長
鈴木 英一(スズキ エイイチ)

専門分野:

  • スポーツ整形外科
  • 下肢関節・靭帯・筋肉損傷
  • 半月板・軟骨損傷(特に膝・足関節鏡手術)
  • 成長期スポーツ障害
  • サッカー外傷・障害
資格:
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 神奈川県サッカー協会医事委員
  • 湘南ベルマーレチームドクター
  • ノジマステラ神奈川相模原チームドクター
  • 湘南ベルマーレフットサルクラブチームドクター
  • 元サッカーU23日本代表チームドクター
  • 元ヴァンフォーレ甲府チームドクター

取材記事(PDFファイル)

 

勝谷 洋文(カツタニ ヒロフミ)

勝谷 洋文(カツタニ ヒロフミ)

専門分野:
  • 整形外科一般
  • スポーツ整形

資格:

  • 大阪府サッカー協会スポーツ医学委員
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 元柏レイソルチームドクター
  • ノジマステラ神奈川相模原チームドクター
  • パルドラール浦安チームドクター
  • 横浜FCシーガルズチームドクター
  • 湘南ベルマーレチームドクター
  • フットサル日本代表チームドクター

スポーツ整形リハビリテーション

サッカー、ラグビー、野球、ソフトボール、バスケットボール、スノーボード、テニス、空手、柔道など様々な競技において、中学生、高校生、大学生やプロ選手、社会人選手やトップレベルのアスリートまで、スポーツに関わる全てのアスリートを治療し、スポーツ、競技の場への速やかな復帰を目指しリハビリテーション、トレーニングを行っています。

速やかな競技復帰には、リハビリテーションの役割がとても重要と言われています。

当院のリハビリテーション科は、昨年4月より、各療法士だけでなく、トレーニング機器やストレングスコーチ、プロの現場経験のあるトレーナーも充実させ、スポーツ外傷・障害からの競技復帰に向けて、患者様(アスリート)の意向に応えられるように日々努力しています。

当院リハビリテーション科については以下をご覧ください。

リハビリテーション科